森一貴さんが語る、アスプローバ社のペーパーレス化とリモートワーク
2023.01.26X1:アスプローバ社員インタビューアスプローバ社で、製品のライセンス発行や、発送業務、それに総務全般を担当する森一貴(もり・いっき)さんに聞きました。ここ数年は新型コロナへの対応を進め、新しい形のオフィス運営を実現したということです。
ペーパーレスが進む
ー 新型コロナにどんな対策をとったのですか
小さな世帯なので、共倒れになると、本当に業務ができなくなるという恐れがあり、徹底した防御策として、リモート勤務を始めました。2020年の流行後、弊社のオフィスは「無人」の日が多くなりました。私たち事務方(といっても2人ですが)は平日週2日出勤します。あとの平日3日と土曜、日曜は誰もいないことが多いのです。
発送業務は2人のダブルチェック体制でやっており、同時に出勤することが必要です。これだけは納期に間に合うよう、会社に出て行います。
ー 業務に支障は出ませんでしたか
「週2日間で何とかしてみよう」と決意して、試行錯誤しながらやってきました。会社でないとできないこと、リモートでもできることの選別をしました。出社日に合わせて、リモートで準備をできるだけすませ、出社日に一度に処理するのです。
コロナ前は、事務方は会社でしか業務ができないと思われていました。請求書や書類は原本発行が当たり前でしたし、納品に関しても、日々出荷業務を行っていました。コロナ後は取引先の考え方も変わりました。了承が得られたところは、請求書や納品物の郵送を電子化しました。
ただ役所関係などでは紙ベースが基本で、伝票系も紙です。ペーパーレスは進んでいますが、紙の方が見やすく、早いということもあります。完全にリモートというわけにもいかないのです。
ー 現状とこれからのビジョンは?
コロナ前より納期と準備の組み立てに気を遣っています。
3月、4月の多忙期も、2年間乗り切ったので、もうリモートでも大丈夫、と思うようになりました。プログラマーの人たちには「満員電車に乗らずにすむ」と好評です。私たちも出勤時間をずらして、午前11時に会社に入ることにしました。
DIYと掃除で気分転換
ー 入社のきっかけは? また今後の目標なども教えてください
アスプローバ社には、2017年夏からアルバイトとして勤め始め、その翌春から正社員になりました。所属は総務部です。それまでいろいろな職業を経験し、小さな会社を経営していたこともあります。営業もやり、現場作業もやり、その中で、事務処理が早いということで、事務職が合っているのかな、と思うようになりました。
前の会社の業務とも関連して、DIYを得意技にしています。この前は自宅の和室を洋室に模様替えしてみました。掃除も好きです。何も考えずに無心になれることが掃除のいいところです。
私たちは、営業担当者とはちょっと立場が異なり、お客さまの要望に対して、「NO」と言わなくてはならないこともあります。会社にはルールがあるので。そこが「なあなあ」になってしまったら、まずい。組織を守っていくうえでも、譲ってはならないポイントというものがあります。
そして、頼られる存在でありたい。会社にとって代わりのきかない必要な人になるというのが目標です。
コラム編集部
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