人と機械のギャップを埋める面白さ~宇野瑞貴

2022.11.06X1:アスプローバ社員インタビュー

 アスプローバ社の新鋭プログラマー、宇野瑞貴(うの・みずき)さんにお話を聞きました。今年(2022年)7月に入社したばかりで、現在は、生産スケジューラAsprovaの新バージョン開発を担当しています。同志社大大学院の法学研究科を中退し、一般企業で働いたり、アルバイトをしたりした後に入社しました。

白紙で入社、マイペースで働く

ー 新バージョンは、チームで開発を進めているようですが、どんな担当ですか

 今主にやっていることはバグの修正です。徐々に新しい機能の追加なども担当するようになりました。私は企業の開発部門で働くのは始めてです。白紙で入社したようなものなので、わからないことは先輩に教えてもらい、何とかやれるようになってきました。

ー 働き方について教えてください。働き始めて難しいと感じる点はありますか

 基本は在宅勤務です。週2回のオンライン・ミーティングで進捗確認をします。その他必要に応じて、会議をします。相談にはSlack(スラック=ビジネスチャットのツール)を使うことが多いですね。込み入った相談は、面と向かってした方がいいかもしれませんが、そこまで困っていないので、今のところこれで十分です。長時間働いて疲れると、効率もよくないので、無理して頑張るような働き方はしないようにしています。

 ただ開発には、決まったやり方があるわけではなく、課題を自分で見つける必要があります。今は目前の仕事をこなすのに精一杯なところもあるのですが、徐々に、課題をはっきりさせながら解決できるようにしたいと考えています。

簡潔なコードを心がける

ー やってみて面白いと感じるのはどんな点でしょう

 プログラミングの面白さとは、コンピューターが、面倒なことを代わってやってくれることですね。人間よりはるかに高速に計算を行えるので、やりたくないことを任せれば人間は楽ができます。半面コンピューターは融通が利かないので、やってほしいことをそのまま丸投げするわけにはいきません。そんなギャップを埋め、させたいことをできるようにするのがプログラミングであり、一番面白いところだと思います。

 私がとくに心掛けているのは、コードを複雑にしないようにしていることです。複雑なものは、後から自分でもわけがわからなくなってしまうので。

ー プログラミングに取り組んだのはいつからですか

 大学時代からです。競技プログラミングをしていました。もともとはプログラミングが趣味でいた。それが本業になってしまったというわけです。出身は広島県福山市です。大阪にも住み、大学は京都。西日本でずっと過ごし、東京は初めてで、まだ見て回れていません。仕事に取り組みながら、これから楽しみを見つけていきたいと考えています。

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