グローバルビジネス ~海外工場における生産スケジューラ導入のサポート体制~

2023.06.16X3:コンサルタントダイアリー

とうとうファイナルファンタジーの販売実績がドラゴンクエストを上回ったようですね。
国内だけであればドラゴンクエストの方が販売実績は上のようですが、海外も含めると逆になるそうです。

弊社はドイツ、アメリカ、中国、韓国、マレーシアに支社がありまして、海外工場でも安心して生産スケジューラをご活用頂けるようサポート体制を強化してまいりました。
海外展開を始めて10年以上経ちますが、海外での販売実績は今年1,000本を超えました。

ERPのグローバル展開と併せて、導入・運用方法を標準化してグローバルで生産スケジューラを導入する。
10年ぐらい前はこのようなお話が多かったのですが、最近はあまり聞かなくなったように思います。
たとえ同じ製品を製造していたとしても、地域によってモノづくり環境が異なるため、標準化されたものとギャップが生じるのかもしれません。

例えば、インドネシアであれば、島国ですので、海外から部品調達をしなければならず、部品の納入リードタイムは長く、計画の見直しをする際は、都度長期間の計画を立てる必要性がある。
例えば、タイであれば、中国とインドの間に位置しており、両国とビジネスをすると多品種大量生産となる。
組立工程も24時間稼働、加工工程も24時間稼働の生産体制ともなると、前後工程を同期させた計画の重要度が増してくる。
ほんの一例ですが、このように地域によってモノづくり環境が異なれば、生産スケジューラに期待するポイントも変わってくるので、グローバル標準ではなく、工場毎にモデリングしている事例が多くなっているように感じています。

弊社は10年以上続けている海外展開の冒険の中で、世界中の仲間と出会うことができました。
海外工場への生産スケジューラの導入も、ご安心ください。


(了)


技術革新や予測不能な外的要因に迅速に対応できるよう製造業務においては、より一層生産プロセス全体の改善と生産効率向上が求められています。 データやデジタル技術を活用し、生産リードタイム短縮や在庫・コスト削減などを実現する製造現場におけるDX推進の一つとして、生産スケジューラの導入がカギとなります。 次のページでは、生産スケジューラ導入によって具体的にどのような業務改善が実現したのか導入企業の事例もご紹介しています。ぜひご参考にしてください。 img_banner_aps