宝時得機械(中国)有限公司 様
宝時得機械(中国)有限公司 様
ITグローバル化戦略を浸透し、IT技術による生産管理レベルアップのため、Asprova導入を促進した
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設立から20年を経て、宝時得が中国蘇州に本社を構え、電動工具の研究、開発、販売を行ってきた。世界各地に13か所の営業子会社、3つの研究開発センター、2か所の製造拠点を持っている。世界中100以上の国や地域に導入実績を持ち、グローバル企業になり続けている。 宝時得は2012年10月に、全社と期待を含めて、Asprova導入プロジェクトを始めた。 ◆Asrovaの高速スケジューリングで設備能力や材料在庫、ラインネックの可視化により、迅速な計画調整し、正確に納期回答できた。 ◆計画作成の属人化を解消し、手動計画から自動計画に変更により、計画精度の向上&効率化を実現した。 ◆全体最適により、リードタイム短縮や在庫削減を実現した。 ◆JDA→SAP→APS→サプライヤの周辺システムとの連携により、システム間情報共有を実現した ◆生産ラインの可視化により、生産効率向上につながり、現場のカイゼンをサポートし、生産管理レベルアップを実現した。 |
宝時得機械(中国)有限公司 ■住所: 蘇州工業園区東旺路18号 ■設立: 1994年 ■資本金: 5000万元 ■従業員数: 4000名 ■事業内容: 各種電動工具の研究、開発、販売 |
■Asprovaプロジェクトの範囲 |
1、組立工場 組立ライン、22か所のワークセンター 2、モーター工場 モータ関連のケーブル製造 3、加工工場 鋳造、機械加工、メッキ、熱処理、外注関連 4、成型工場 射出成型、コーティング、アニーリング |
■プロジェクトスコープ |
プロジェクトが始まった当初、宝時得が導入パートナーの拓昌と検討し、プロジェクトのスコープを明白に決めました。2012年10月から2013年5月までのプロジェクト期間中、その方針に従い、プロジェクトをうまく推進できた。 ◆プロジェクト管理体制に沿い、プロジェクトチームを作成した。 ◆ステップのゴール目標を設定し、段階的に導入を進めた。 ◆毎週の報告会にて、プロジェクトの調整まとめを行った。 ◆上層部に2週間に1度報告し、解題解決などに相談を乗った。 ◆3段階に分け、プロジェクトを推進し、ずれが発生する際に随時調整してきた。 |
■AsprovaとSAPの連携 |
Asprovaは既存の基幹システムSAPを中間データベース経由で連携して、SAP側のデータを極力利用し、Asprova側のデータメンテナンス量を減らした。スケジューリング結果をSAPにフィードバックして、ASP側のオーダ開始時間の精度を向上し、サプライヤへの所要量計画の根拠になる。 |
■Asprovaで会社の管理レベルアップに貢献 |
◆マスタデータの標準管理を実現 ◆設備や作業員の可視化管理を実現 ◆効率生産、コストダウンを実現 ◆納期順守率を向上 ◆立案を効率化し、進捗管理を実現 ◆実績情報と連携し、現場の業務改善に反映 ◆工程の一括管理を実現 ◆在庫削減、効率生産にサポート |
■プロジェクト立上のポイント |
◆プロジェクトリーダーが生産計画業務の課題に対しての知識や理解が必要 ◆システム側がプロジェクトへのサポート ◆会社全体がプロジェクトを成功させる決意 ◆Asprovaや現地導入サポート会社上海拓昌様の技術支援 プロジェクトチームが今回のプロジェクトを成功させる決意を持ち、全社、メーカーと現地パートナーの協力を得て、今回のプロジェクトがうまく立ち上げることに至った。 |
システム導入効果 |
プロジェクトキックオフから6ヶ月を立て、カットオーバーして、以下の導入効果があった。 ◆マスタデータ(カレンダー、シフト、工数情報、治具、材料、オーダなど)の標準管理を実現 ◆設備と人員の可視化管理を実現(資源ガントチャート、オーダガントチャート、負荷グラフなど) ◆生産ライン、設備、治具、作業員を考慮した有限能力生産計画を立案できる ◆工程間がプル型で連動して計画し、工程全体の計画立案を実現 ◆資源稼働率を向上し、コストを約498万元を抑えた ◆納期順守率が92%に上がった ◆計画作成は従来のExcel作成で4時間を自動計画5分に短縮した。特急オーダ対応や納期回答を実現 ◆計画調整は従来の5時間から20分にかわった ◆実績情報と連携し、進捗管理を実現 ◆人件費を抑え、3.2人分/年を抑えた ◆AsprovaとSAPの連携により、情報管理をスムーズになった ◆企業全体の管理レベルアップ。 |
宝時得Asprova導入概要 |
1、マスタデータの管理(工程、治具、製造能力など) ◆計画精度粒度: 総組生産ライン NC加工前工程、塗装、後工程 金属加工 射出成型 ◆同一製品は2ラインで製造可能 ◆工程、設備、作業員を考慮した計画 ◆段取り時間: 総組30M NC加工30M 金属加工や射出成型は品目により変更する 2、バックワードで計画 ◆納期を基準にバックワードで計画作成 ◆工程間がプル型生産に従い、工程間を連動する ◆製造能力を考慮した実現可能で生産計立案 ◆AsprovaとSAPを連携し、生産計画とMRP計画を連携し、マニュアル操作を減らす ◆Asprovaで作成した計画表示を総組と一致する ◆実績情報と連携し、進捗管理を実現 |