お知らせ

組立コンベアラインの投入順序計画を最適化AIで素早く立案!
組立製造業向け特化パッケージ「Asprova Auto Assembly」を3月25日提供開始

生産計画の悩みを解決する生産スケジューラ「Asprova」の開発、販売を行うアスプローバ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田中 智宏、以下:弊社)は、組立ラインの生産性を向上させるAIソリューション「Asprova Auto Assembly」を2025年3月25日に提供開始します。本製品は、AIを活用して工場の生産計画を最適化し、短時間のラインストップ(チョコ停)を防ぐことで、効率的な生産を実現します。特に、自動車・家電・建設機械業界の組立ラインに適しており、製造業のDX推進に貢献します。

「Asprova Auto Assembly」: https://www.asprova.jp/products/package/assembly

製品をベルトコンベア上で組み立てるライン生産方式において、効率化と安定的な生産を実現するためには、ライン方向と時間方向に負荷を平準化することが求められます。生産計画の段階で平準化を考慮しておくことで、効率的な生産を進めるとともに、ラインストップの防止が可能になります。反対に、仕様の異なる製品を組立ラインに流すので、投入順序や作業配分が適切でないと、部品供給や作業者の負担が過度になり、ラインストップや生産効率の低下を招いてしまいます。このような事態は、単に生産量の減少を引き起こすだけでなく、企業全体に多方面にわたる悪影響を及ぼし、最終的には売上や利益の減少に繋がることになります。

ところが、適切な投入順序や作業配分を決めるのは簡単ではありません。担当者のノウハウに依存してしまうため、属人化のリスクもあります。弊社では、これまで培ってきた生産スケジューラのノウハウから、これらの特有の計画要件に対応できる有効な機能を凝縮し、業種特化型のAI搭載スケジューラの開発に至りました

「Asprova Auto Assembly」は、弊社独自に開発した生産計画立案用の最適化AIを利用し、100万通り以上の計画案から、最も生産効率が高くなるような投入順序計画を自動で算出します。具体例としては、部品やサブユニットの供給タイミング、各作業区の所要時間、ラインエンドの置き場を最適化するために、製品の仕様が偏らないような投入順序を算出することができます。これにより、以下のようなことが実現でき、工場の生産能力の最大化に繋がることが期待できます。

また、「Asprova Auto Assembly」は、組立コンベアラインにフォーカスされたパッケージ製品のため、短期間で導入できることも魅力の一つです。

■販売開始日:2025年 3 月25 日

■提供価格:お問い合わせください。

 

■生産スケジューラ「Asprova」について

Asprova は、1994年にアスプローバ社が開発した生産スケジューラです。多品種多工程の生産計画を超高速に作成し、工場の各設備や人員のスケジュールを秒単位の精度で作成し、実行可能な作業指示を計算してガントチャートで出力します。発売以来、国内外の幅広い製造業で採用され、順調に導入・利用社数を拡大しています。今後も生産スケジューリングのデジタライゼーションを支えるプラットフォームとして、機能とサービスの拡充を図ってまいります。

■アスプローバ株式会社について

国内トップブランドの生産スケジューラ「Asprova」のソフトウェア開発を通じ、計画立案業務の分野で製造DXの実現に貢献しています。
https://www.asprova.jp/company/outline.html

報道関係者からのお問い合わせ先

アスプローバ株式会社 広報担当 E-mail:japan_sales@asprova.com