原因としては以下が考えられます。

  • ファイアウォールやアンチウィルスソフトにより、通信用のポートが閉じられている
  • Asprova NLSとクライアント(Asprova)が別の事業所にあり、ネットワーク上のルータなどにより通信が遮断されている

Asprova NLSに対して、Asprovaからログインしたあとは、Asprova は一定時間(90 秒)ごとに、Asprova NLS に向かって生存信号を送信します。生存信号はUDP(デフォルトポート番号4001)パケットを送信します。
Asprova NLS は、生存信号が5 分以上届かない場合に、ネットワークが遮断されたか、Asprova が不正終了したとみなして、ライセンスを開放します。そしてAsprova は、コマンド実行時にAsprova NLS に問い合わせを行い、ライセンスが有効であるかどうかを確認します。
Asprova NLSのインストールフォルダに通信ポートを指定する設定ファイルがあります。設定ファイルは「asnlsenv.txt」というファイルです。ファイル内に以下のような記述がありますので、必要に応じて変更してください。
 TCP_PORT : 4000
 SERVER_UDP_PORT : 4001

変更後はAsprova NLSの再起動が必要となります。