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集合正展開

Summarized Explosion

指定された品目の下位品目を、レベル・バイ・レベル(ローレベルコードに従って)上から下に順々に展開することで、集合正部品表の作成やMRPの展開ロジックとして使われる。図の例では、品目Zの展開を要求した場合、まず品目Zのデータが検索され、次に、子捜しを使って製品構成Z-Xを参照して(①)、親捜しにより子品目Xが参照され(②)、所要量が作成される。次に、製品構成Z-bを参照し(③)、その子品目であるbが参照され(④)、bの所要量がつくられる。
次は、1レベル目の所要量の抽出である。品目Xのローレベルコードは1レベルであるため所要量が抽出され、子品目a、bに展開されて、その各々の所要量がつくられる。しかし、1レベル目の品目bのローレベルコードはレベル2のため、この段階では抽出されない。このようにして1レベル目の展開と抽出は終わり、次に2レベル目の所要量の抽出を行う。まず品目aの所要量が抽出され、下位品目の展開が行われ、その後、品目bの抽出が行われる。この時レベル1で展開された品目bの所要量とレベル2で展開された所要量とが一緒に抽出される。

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関連用語: 集合展開
反意語: 集合逆展開

出典:JIT経営研究所 平野裕之著

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